フエ国会議長、露ヴォロージン下院議長と会談 30年までに貿易額100億USD目指す

17/10/2023

 ヴォロージン下院議長はこの席で、両国が戦略的パートナーであることを強調し、両国関係が順調に発展していると評価。同氏によると、同国下院には5つの政党が参加しているが、いずれもベトナムとの関係強化を望んでいるという。

 一方のフエ国会議長は、ロシアがベトナムの外交政策において常に最優先事項であることを改めて確認した。国会議長はまた、独立・国家統一のための闘争におけるロシアの支援を忘れることはないと強調し、ベトナムは常に党、国会、政府、人的交流のあらゆるチャネルを通じてロシアとの包括的な戦略的パートナーシップを重視し、強化を望むとした。

 さらに双方は、東南アジア諸国連合(ASEAN)と国際連合内の多国間フォーラムで協力することで一致。南シナ海問題について、ベトナムはロシアに対し、1982年の国連海洋法条約(UNCLOS)をはじめとする国際法に従い平和的手段で紛争を解決するというASEANとベトナムの立場を支持するよう要請した。

 経済協力について、フエ国会議長は、2030年までに両国間貿易額を100億USD(約1兆5000億円)に増やすことを目標に掲げ、これに向けて、ロシアが参加するユーラシア経済連合(EAEU)とベトナム間の自由貿易協定(VN-EAEU FTA)の改正・補足を提案した。

 ベトナム側は、石油・ガス分野をはじめとする科学技術分野において、ロシアが共同プロジェクトを維持・強化することを望んだほか、職業訓練分野での協力を促進し、ロシアへのベトナム人労働者あっせんに関する政府協定の交渉を近く再開し、妥結することを提案した。

 これを受けたヴォロージン下院議長は、フエ国会議長の提案に同意し、両国関係の促進に実質的な貢献をすべく、議題にベトナム側の提案を盛り込むために最善を尽くすことを約束した。

 なお、同氏は翌16日、ベトナム共産党のグエン・フー・チョン書記長、ボー・バン・トゥオン国家主席、ファム・ミン・チン首相とも会見し、両国関係の促進に努めた。

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